ノックノックスはミュージシャンによる演奏や、幻燈(OHP映像)、ガーデニングとのコラボレーションで徹底的に「生」にこだわる演劇ユニットです。日常の中で演劇に触れる機会が多い方も少ない方も、誰もが楽しむことのできる作品を目指し創作活動を行っています。また、生き物や地球の生態、環境、社会問題から、隣のあの子の恋愛事情まで。多くの知識が必要な事がらを、演劇という手法を用いて人々にわかりやすく伝えるのも活動のテーマとなっています。
生演奏
作品内の音楽は全てミュージシャンによる生演奏です。ノックノックスでは、俳優の芝居を音楽に合わせるのではなく、音楽の方から俳優の芝居に寄り添う事が大切だと考えます。もちろん全てオリジナルの楽曲を使用しています。BGMから効果音に至るまで、その場で生み出される「生」の音を大切に作品づくりを進めています。
幻燈
聞きなれない言葉ですが、ＯＨＰの上に水槽を乗せ、そこに水やインクを浮かべ様々な視覚的効果を生み出す映像表現をノックノックスでは幻燈と呼んでいます。性質上、二度と同じものはつくれない刹那的な表現方法ですが、独特の温かみや、どこか懐かしさを感じる色合いに好評を頂いております。
ガーデニング
ノックノックスの舞台美術には多くの植物が存在しています。彼らは全て本物の生きた植物たちです。劇団員である柵山直之が屋内ガーデニングのノウハウを生かし、どんな劇場も緑あふれる空間に仕上げます。ツアーなどではカマキリやバッタが各都市についてくることもしばしば。